2of 2 Tani Momoko Ballet 「Miss Julie」
主要な役をダブル、トリプル、そして一部の男性を除き2作品に重複させずに団員を分けた配役は、バレエ団の充実度を示すもの。ただ、そのためかやや舞台の厚みに欠けたきらいがあったことはいなめません。この経験が将来に生きることを期待したいと思います。
新国立劇場中ホール2009年7月4日夜所見
舞踊批評家:うらわまこと
芸術監督/谷 桃子 演出・振付/ビルギット・クルベリ 振付指導/ヤチェク・ソレツキ バレエ・ミストレス/尾本安代、大塚礼子 バレエ・マスター/赤城 圭、平田貴義、岩上 純 美術監修/橋本 潔 照明プラン/ヨラン・ウェトゥラップ 照明/足立 恒(インプレッション) 音響/矢野幸正 舞台監督/福島 章 大道具・小道具製作/ユニ・ワークショップ 衣裳制作/小沢郷子、工房いのや、家本 豊 主催/有限会社谷桃子バレエ団研究所 マネジメント/新演奏家協会