岸辺バレエスタジオ第19回発表会

2006.8.30 メルパルクホール


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Kishibe Ballet Studio

「ライモンダ」第3幕より
音楽/グラズノフ 
振付/M.プチパ
第2ヴァリエーション:楠見洋子
第1ヴァリエーション:黒澤 瑞
第3ヴァリエーション:伊藤里恵
第4ヴァリエーション:西尾 曜
第5ヴァリエーション:田中七瀬
第6ヴァリエーション:岡崎弓佳
第8ヴァリエーション:岩部純子
第7ヴァリエーション:寺嶋麻衣
ライモンダ:森田真希
Photographer's Eye
 観客にとって発表会の主役はもちろん“我が娘”や“我が孫”です。1年間、雨の日も風の日も休まなかったレッスンをずっと見守ってきた家族は、この晴れの日に熱狂的な応援団に変貌します。なかでも満場の拍手とほほえみを集めるのが3才〜6才(?)のD1クラスの小さな生徒達です。真剣な表情でリズムを刻むその可愛いことといったらもうたまりません。もちろん岸辺バレエスタジオの生徒ですからパのひとつひとつを粗末にしません。踊り終えたときの大拍手が完成度の高さを物語っていました。リベランスの誇らしげな笑顔は努力したもにだけに与えられる勲章です。
「アンティークドール」
音楽:バイエル
振付:岸辺光代
キミホ・ハルバート
 残念なのは我が家のスターの出番が終わったとたん、そそくさと家路につく家族が多いことです。気持ちがわからないではないのですが、我が娘が学んでいるバレエというものを、また進もうとしている道を知る意味でも最後まで見て欲しいものです。1枚も残っていなかったはずの席がぽつりぽつりと空いているのは寂しいものですし、望んでも購入できなかった方のためにもぜひそうして欲しいものです。
横関雄一郎
「ウェディングケーキ」
音楽/サン=サーンス
振付/岸辺光代
「カッコー」
音楽/ヨハンソン、ヘラルド
振付/岸辺光代
「ロシアン・ダンス」
音楽/ロシア民謡
振付/岸辺光代
「タリスマン」
音楽/ドリゴ
振付/プチパ
 ちょっと大きくなったクラスのプログラムでは、何年か前の発表会でディベルティスマンを踊っていたはずの子が堂々とソリストとして演じているのを見て胸が熱くなりました。遠い昔、小学生に戻って同級生の女の子をまぶしげに見つめているそんな気分になったのです。 女の子が成長するのは早いものですね。岸辺バレエスタジオには100人を超す同世代・年上のお姉さんがいるのですからテクニックはもちろんですが、舞台マナーなどその中で自然に鍛えられるのでしょうか。舞台のスタッフさんなどはもちろん男性が多いのですが、ことスタジオ内においてはまるで京都の祇園のような女社会の強さを感じないではいられません。考えすぎでしょうか。(笑)
菊池あやこ&梶原将仁
「眠れる森の美女 第3幕より
オーロラの結婚
音楽/チャイコフスキー
振付/プチパ
優しさの精:田中七瀬
元気な精:圓札茉由
のんきな精:名木田弓音
カナリアの精:宮崎苑子
勇気の精:岩橋真依
リラの精:菊池いつか
白い猫:谷口愛海
長靴をはいた猫:奥田慎也
フロリナ王女:望月理沙
青い鳥:野上典之
赤ずきん:田中麻鈴
オオカミ:泊 陽平
オーロラ姫:小黒いちご
デジレ王子:横関雄一郎