(社)日本バレエ協会
第21回JBA
「ヤング・バレエ・フェスティバル」
2010.1.29 ゆうぽうとホール

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JAPAN BALLET ASSOCIATION
YOUNG BALLET FESTIVAL

「パキータ 」 

原振付:M.プティパ
音楽:L.ミンクス
 再振付:ナターリャ・ボリシャコワ
ワジム・グリャーエフ
 指導:鈴木 和子
バレエ・ミストレス:川喜田宣子 
 監修:小川亜矢子

三浦 梢&酒井 大

Photographer's Eye

(社)日本バレエ協会 「ヤング・バレエ・フェスティバル」が今年も開催されました。
3部の「卒業舞踏会 」を不動の4番バッターとすると、1番バッターは「パキータ 」と「海賊」が1年交代で上演されるようになったようです。イチローばりにここで観客に強いインパクトを与えることができるかが勝負の分かれ目です。

今や名だたる有名ダンサーもここでデビューしプロとしての第一歩を踏み出しました。今年も我が娘の、友人のデビューを見届けようとする多くの観客がかけつけハラハラ・ドキドキしながら舞台を見守っていたようです。幕間ごとにホッとした顔の関係者がロビーのそこかしこに集い、歓声を上げていました。大きなバレエ団の公演ではみられないすてきな光景です。
 パ・ド・トロワ:雨宮 準 /高橋 真之/高橋 静香
ヴァリエーション:軽部美喜野
ヴァリエーション:佐藤麻利香
女性第一舞踊手:三浦 梢
男性第一舞踊手:酒井 大
数多くの新人を輩出してきた“ヤング”ですが、シニアデビューとでもいうべき場面もこのヤングでの楽しみの一つです。「卒業舞踏会」の 女学院長と老将軍の二役がそれです。名プリンシパルとして名を馳せた方がまるでバレエ界への恩返しのように特別出演して花を添えてくれます。

「卒業舞踏会」

原振付:D.リシーン
再振付:D.ロング    
 音楽:J.シュトラウス
編曲:A.ドラティ
 指導:早川恵美子
バレエ・ミストレス:竹内祥世  
 監修:橋浦 勇

今年は 女学院長に大谷哲章さん&老将軍を法村牧緒さんがデビューしました。昨年の 女学院長:堀 登さんと老将軍:坂本登喜彦さんも印象に新しいのですが、今年のカップルも大いに楽しませてくれました。終演後、法村牧緒さんは「この年齢で声がかかるとは思わなかった」とおっしゃっていましたが、何の!まだまだ行けます。私の脳裏には四半世紀前の牧緒王子がしっかり焼き付いています。それとフィックスして舞台を観る喜びを味わえるのはまさに至福です。
即興第2ソロ:澤井 秀幸&榎本 祥子
鼓手:田辺 淳
金田 あゆ子&増田 慎也
即興第1ソロ 鈴木久美子
フェッテ競争:藤井 紫乃/平尾 麻実
無窮動:武田 沙羅/佐藤 祐基
 野澤 夏奈/吉澤 美緒/坂田つぐみ
女学院長:大谷哲章&老将軍:法村 牧緒
(社)日本バレエ協会 だけが上演権を持ち、この“ヤング”でしか観られない・出演できない作品は、20年に渡るリレーとして新たな走者にバトンを渡し続けています。毎回ダンス・スクエアをご覧になっている方はお気づきでしょうが、ゆうぽうとホールでの取材は下手(シモテ)の斜め上からの撮影です。放送中継室という一室なのですが、同じ場所で同じレンズを使っているにも関わらず「卒業舞踏会」では新たな発見があります。名作と謳われる所以でしょう。