1of 2 Tani Momoko Ballet 「Giselle」
齊藤拓さんのアルブレヒトは、演技がよく整理されていて、無理がありませんでした。死んだジゼルに取りすがろうとして母親のベルタに突き飛ばされてしまうところ、ヒラリオンに「お前のせいで、こんなことになったんだ」と詰問するところ、ウィルフリードにうながされて、泣く泣くその場を立ち去るところなど、気持ちを込めた演技が光りました。
クーランド大公の平田貴義さん(11日は陳鳳景)の堂々たる貴族ぶりは、なかなかのものでした。谷版『ジゼル』のクーランドは、かつて有馬五郎さん、浅見捷二さんという名脇役が演じていたのですが、平田さんもその列に加えてよいのではないでしょうか。